更年期の悩み改善にも カカオポリフェノール!?

人生100年時代の今、そのターニングポイントとなる50歳前後で女性が迎える更年期。ホットフラッシュやうつ症状などの自律神経トラブルが取り上げられることも多いですが、実はもっと怖いのは、閉経後エストロゲンの分泌がほぼ止まってから起こる3高と呼ばれる心血管疾患のリスクです。

 高血圧・高血糖・高コレステロール。
この閉経後女性の3高と呼ばれるリクス予防に、カカオポリフェノールが役立つ可能性があるという研究データが報告されています。今日は、50代女性の大きな悩みである更年期・閉経後のトラブルとカカオポリフェノールによる改善効果について、一緒に学んでみましょう。

目次

更年期とは? 

女性が閉経する前後5年ほどの期間を「更年期」と言います。閉経は多くの場合50歳前後で訪れます。この時期は、女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が減少することで、身体に変調をきたしたり精神的に不安定になりやすくなります。こうした更年期における心身の変調は、多かれ少なかれ誰にでも起こるものですが、症状の起こり方や程度は個人差があります。更年期の体調不良が、生活に支障が出るくらい症状が重かったり、辛い場合には「更年期障害」といて治療の対象になります。

 閉経前後に起こる体調変化は、大きく2つに分けられます。まず一つは、閉経移行期にエストロゲンの分泌が減少したり、反動で過剰に分泌されたりと、分泌量に「ゆらぎ」が出ている時期の諸症状です。ホットフラッシュや、不安、うつといった精神神経系の症状などがこれにあたる、いわゆる「更年期症状」です。

 もう一つは、ゆらぎの時期を経ていよいよ閉経を迎え、エストロゲンの分泌がほぼ止まった状態になってかたおこってくる疾患です。これには高コレステロール血症や心血管疾患・骨粗鬆症、泌尿生殖器の萎縮などが挙げられます。閉経後の女性は、内臓脂肪の蓄積、血圧上昇、LDL-コレステロール増加、動脈硬化、糖尿病のリスクが全て高まるということが、様々な研究で示唆されています。

閉経後の3高トラブル

心臓病や脳卒中などの心血管疾患は加齢に伴い増加しますが、特に女性の場合は、閉経後、エストロゲンの分泌低下に伴い高血圧・高血糖・高コレステロールの3つのリスクが高まり、心血管疾患の発症のリスクは高くなります。これは、エストロゲンに活性酸素や悪玉コレステロールなど、さまざまな疾患リスクから体を守る作用があり、閉経後はその力が弱くなるためと考えられています。

数字で見る閉経後女性の3高発症のリスク

厚生労働省の調査によると、日本人の糖尿病予備軍は約2600万人と推定されています、このうち50代以上の女性は約900万人と約3割を占めています。40代女性の場合は約7%であることから、女性は50代以降で糖尿病リスクが急激に上がることがわかります。

 同調査によると、高血圧予備軍は約1340万人。このうち50歳以上の女性は約370万人。閉経後の女性の約1割が高血圧です。糖尿病ほど急激ではありませんが、高血圧は50歳以降で増加傾向にあります。                                                            

  脂質異常症予備軍については約230万人。うち50歳以上の女性は約870万人。閉経後の約3割が脂質異常症予備軍であるということになります。40代ではわずか2.6%であり、50代以降で急激にその割合が多くなることがわかります。

カカオポリフェノール摂取による閉経後女性の3高改善効果

ここまで触れてきた閉経後女性に起こりやすい3高のリスクにチョコレートに含まれるカカオポリフェノールによる予防する一助になることが、東京医科大学や愛知学院大学、名古屋私立大学大学の研修によって報告されています。

 愛知学院大学の研究では、カカオ分72%の効果カオポリフェノールチョコレートを4週間毎日25g以上食べてもらった結果、最高血圧・最低血圧・HDL-コレステロールのいずれにおいても、閉経後の女性において改善を示す傾向が見られました。  人生100年時代、女性が閉経後50年を健やかに過ごすために、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは大きな手助けになることでしょう。

まとめ

では、今日のまとめです。

①女性が閉経する前後5年ほどの期間を「更年期」と言います。閉経は多くの場合50歳前後で訪れます。

②閉経前後に起こる体調変化は、大きく2つに分けられます。

③一つは、閉経移行期にエストロゲンの分泌が減少したり、反動で過剰に分泌されたりと、分泌量に「ゆらぎ」が出ている時期の諸症状です。ホットフラッシュや、不安、うつといった精神神経系の症状などがこれにあたる、いわゆる「更年期症状」です。

④もう一つは、揺らぎの時期を経ていよいよ閉経を迎え、エストロゲンの分泌がほぼ止まった状態になってかたおこってくる疾患です。これには高コレステロール血症や心血管疾患・骨粗鬆症、泌尿生殖器の萎縮などが挙げられます。

⑤心臓病や脳卒中などの心血管疾患は加齢に伴い増加しますが、特に女性の場合は、閉経後、エストロゲンの分泌低下に伴い高血圧・高血糖・高コレステロールの3つのリスクが高まり、心血管疾患の発症のリスクは高くなります。

⑥閉経後女性に起こりやすい3高のリスクにチョコレートに含まれるカカオポリフェノールによる予防する一助になることが、東京医科大学や愛知学院大学、名古屋私立大学大学の研究によって報告されています。

⑦愛知学院大学の研修では、カカオ分72%の効果カオポリフェノールチョコレートを4週間毎日25g以上食べてもらった結果、最高血圧・最低血圧・HDL-コレステロールのいずれにおいても、閉経後の女性において改善を示す傾向が見られました。

⑧人生100年時代、女性が閉経後50年を健やかに過ごすために、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは大きな手助けになることでしょう。  

閉経後の女性の3高のリスク予防にも、効果が期待できるカカオポリフェノールの健康効果。上手に毎日の生活に取り入れて。閉経後も健康的な生活を楽しみましょう。

【参考資料】

カカオポリフェノールの継続摂取により、閉経後女性にリスク高となる高血圧、高血糖、高コレステロールの予防の可能性  

https://www.meiji.co.jp/chocohealthlife/pdf/study_181009.pdf

カカオポリフェノールの更年期障害治療への応用の可能性

http://www.chocolate-cocoa.com/symposium/pdf/sympo_15b.pdf

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